新版 荒れ野の40年 ヴァイツゼッカー大統領ドイツ終戦40周年記念演説 (岩波ブックレット) pdf無料ダウンロード
新版 荒れ野の40年 ヴァイツゼッカー大統領ドイツ終戦40周年記念演説 (岩波ブックレット)
本, リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー
によって リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー
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ファイルサイズ : 21.6 MB
内容(「BOOK」データベースより) 「若い人たちにお願いしたい。他の人びとに対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないようにしていただきたい。敵対するのではなく、たがいに手をとり合って生きていくことを学んでほしい。われわれ政治家にもこのことを肝に銘じさせてくれる諸君であってほしい…」第二次大戦後40年を迎えたドイツで、対立を超え、寛容を求め、歴史に学ぶことを訴えた伝説的な演説があった―。好評既刊を、解説をリニューアルしてお届けします。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ヴァイツゼッカー,リヒャルト・フォン 1920年生まれ。ベルリン、オックスフォード、ゲッティンゲンの各大学に学ぶ。在学中に第二次世界大戦でドイツ国防軍に従軍。戦後、復学したのち、実業界に入り、ドイツ福音派信徒大会で議長をつとめ、69年に連邦議会議員、81年には西ベルリン市場となる。84年から2期10年間のドイツ連邦共和国大統領在任中にドイツ統一の悲願の実現をみた 永井/清彦 1935年生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社、ドイツ海外放送、タイム・ライフ社をへて、桃山学院大学・共立女子大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ドイツの戦争犯罪議論にかなりの重みをもって一定のケリをつけた、ドイツ人らしい名政治家の名演説です。この演説の論理の要は、「公(ドイツ民族)の犯罪は裁けないが、私(ナチス)の犯罪は裁ける」として、戦前のドイツで犯された犯罪行為(≠いわゆる戦争犯罪)はナチの罪である、即ち集団としてのドイツ人の罪はないと主張している点にあります。間違っても“罪人・ドイツ人”なんてことは言っていません。その意味で2010/1/19の投稿者さんの読み方は正しいのですが、これを「偽善」として拒絶してしまうのはナイーブに過ぎるかと思います。むしろ、“歴史問題”で四苦八苦している日本は、こういう知的で強かな論理を堂々とぶてる欧州流保守政治家のあり方を大いに見習うべきでしょう。星5つです。
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