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シェイクスピア星物語

, 香西 洋樹

によって 香西 洋樹
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内容紹介 台詞の中にたくみに織り込まれた天体現象 シェイクスピアは天文マニアだった!? 天文学者がシェイクスピアを語るなど、皆さま意外とお思いかもしれません。ところが、400年前のこの博学な劇作家、実に多くの天文現象を台詞に織り込んでいるのでございます。その1つ1つにつきましては、これより毎夜、筆者の独断により上演してまいります。お気に召すものがございましたら、まことに幸い──シェイクスピアを愛する人にも、作品をご存じない方にも楽しんで頂けますよぅ、配慮はいたしたつもりでございますが、至らぬ部分もあろうかと不安を感じずにはいられません。 ともあれ、とりあえず開幕とさせていただきます。 内容(「MARC」データベースより) 400年前の博学な劇作家・シェイクスピアは、実に多くの天文現象を台詞に織り込んでいた。シェイクスピアの戯曲のいくつかについて、天文学的手段を使い独断と偏見に満ち満ちた考証を進める。 著者について 元国立天文台助教授。現在、鳥取県佐治天文台台長・環境庁スターウォッチング研究会主査。本業のかたわら、長年の天文台勤務の経験を生かし、講演会、ラジオ出演といった多方面で活躍中。多数の天文学専門書・入門書以外にも、『日本語大辞典第2版』(講談社)の執筆陣に加わるなど、執筆活動における活躍の幅も広い。近年、講演会の題材として「ひとりで思いこんでいる話」としているシェイクスピアをとりあげる機会が増え、好評を得ている。体中を使って、感情豊かに(それゆえに時には脱線しつつも)、大好きな話をする姿に「香西ファン」となる聴衆は少なくない。「時間や空間を自在に行き来し、シェイクスピアの見た星空を求めることができるのも天文学の魅力のひとつ」とも語る。 続きを見る
シェイクスピア星物語を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
著者は国立天文台、鳥取県佐治天文台などに勤めていた人物。一方で幼少期からシェイクスピアに親しんできたのだともいう。本書は、その両方を合わせた内容で、シェイクスピアの戯曲に出てくる月、星、太陽、流星などの記述を取り上げ、現実の現象に当てはめようと試みたもの。たとえば、リア王に出てくる日食が実際には何年に起きたものか探してみたり、ヘンリー四世のなかの流星雨について分析したり、ハムレットの星々の記述から上演の時期を計算してみたり。面白い仕事だとは思うのだが、一般の読者には、その魅力がいまいち伝わりにくいのではないか。ちょっと採り上げられている問題が地味だし、分かりにくい。専門のシェイクスピア学者にとっては有用か。

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