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雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)

, ジョン.メイナード・ケインズ

によって ジョン.メイナード・ケインズ
3.7 5つ星のうち 8 人の読者
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内容紹介 この本が、経済学を変え、世界を変えた。――正確で明快な新訳で読む社会科学史上の偉業物が売れない、職がない――なぜ市場は自由放任では機能しなくなることがあるのか。ケインズは自らも通暁する古典派経済学の誤謬と限界を徹底的に見据え、ついに現代経済学の基礎となる本書に至った。現実世界に直面し理論をラディカルに(皮肉とユーモアも効かせて)更新する、科学という営みの理想形。本書の核心を定式化したヒックスの重要論文『ケインズ氏と「古典派」たち』も採録。ポール・クルーグマン「イントロダクション」より経済停滞は、経済繁栄の過剰に対する必然的な罰なのだという発想は根強い。経済がそもそもどうやって停滞するに至ったかではなく、どうやって停滞にとどまるかを分析することで、ケインズは経済の苦悶に何か懲罰的なものがあるという発想を葬り去った。つまり『一般理論』は、知識の豊かな規律あるラディカリズムの成果なんだ。 内容(「BOOK」データベースより) 物が売れない、職がない―なぜ市場は自由放任では機能しなくなることがあるのか。世界的不況のなか、ケインズは自らも通暁する古典派経済学の誤謬と限界を徹底的に見据え、ついに現代経済学の基礎となる本書に至った。現実世界と向き合い理論をラディカルに更新する、社会科学という営みの理想形。本書の概略を定式化したヒックスの重要論文も採録。 商品の説明をすべて表示する
以下は、雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
言語明瞭、意味不明瞭。これからどんな訳がでても、ケインズのこの書の内容を明快に現したものは出ないだろう。これは、ひとえにケインズの責任だろう。経済学者はパンフレット書きに専念すべきだ、たしかこんな意味の事を、ケインズは言っていた。つまり、時事の経済問題に政策提言をするのが経済学者の役割だと。これ以前のケインズの論説は、ほとんどそういうもので。ポレミカルな性格のケインズに合ったものだったのかもしれない。しかし、この本書の場合は、たしかに目下の経済問題に対する提言の要素はあるけど、それ以上に、ニュートンばりに、『社会哲学の「確率論的」諸原理?』とも言うべきものをめざそうとして、晦渋になってしまったのではないか?要は自分の性に向かない様式で書いてしまったからではないか?一般理論なんていってしゃちほこばらずに「景気が悪けりゃ金を出せ!」といった調子のジャーナリスティックな提言に徹していれば、もっと明快になっていたかもしれない。(ただ、歴史には残らなかったかも)訳は読み易かった。無論、この手の仕事の常として完璧、無謬は難しいのだろうが、少なくとも私は、読むのに支障はなかった。翻訳とは、原文のコンテキストを知悉した理解にもとづいた正確さが要求されると、そして、それは創造的な資質が要求される。今は亡き、知り合いの英文学者が言っていた言葉を、この翻訳を読みながら思い浮かべたた。

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