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大切な人ががんになったとき…生きる力を引き出す寄り添い方 (青春新書プレイブックス)
本, 樋野 興夫
によって 樋野 興夫
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内容紹介 家族や大切な人ががんになったとき、どう寄り添えばいいのでしょうか。「支える」と「寄り添う」、「顔立ち」と「顔つき」、「傷つける会話」と「癒す対話」の違いとは。3,000人以上のがん患者・家族と個人面談をつづけてきた著者が贈る「がん哲学外来」10年の知恵 目次 はじめに 1章 大切な人が がんになったとき 病気があっても病人ではない 耐えられない苦しみは与えられない 「余命」は確率にすぎない がんになると「太古の人間」に還る 不安がやわらぐ考え方 「支える」と「寄り添う」 歯を食いしばって、悲壮感を出さず 解決できなくても解消はできる 夫の冷たさ、妻の余計なお節介 会話はあっても「対話」がない 夫婦の関係を新しくつくり直す 「先読み」と「配慮」は違う 追いつめる「why」より「how」で向き合う 顔つきは一瞬にして変わる 2章 「寄り添う」と「支える」の違いとは 自分の気持ちで接するのでなく「相手の必要に共感」する 「to do」よりも「to be」が癒やしになる 無理に話そうとしなくていい いちばん困っている人は誰かを間違えない 「偉大なお節介」をする 人は「暇げな風貌」に心を開く ことさらに「愛」を起こすなかれ 言葉の処方箋には著作権も副作用もない 何をいったかではなく誰がいったか 感謝を伝える 何かいいたくなったら、下を向いてお茶を飲む 患者の言葉には「無頓着に」「大胆に」 「犬の十戒」に学ぶ家族の心得 本当にいいものはゴミのなかにある 思いを日記に書く 元気なときにはできなかったことをやればいい いま生きているのに、明日を思い煩ってはいけない モールで知る多様性と個性と “三〇メートル後ろからの視線"の力 「三分間」人をほめちぎれるようになる 3章 純度の高い医者を見極める プロの医師の判定法 わからないことをわからないと語るには「愛」しかない 医師にはふたつの使命がある 医師も情報も「純度」で見分ける 曖昧なことは曖昧なままにしておく 隙間を埋める「第三者」の力 4章 がんと共存して生きる 心配は心のなかでそっとする 無邪気に喜び、小さなことに大きな愛を込める 人生は「最後の五年」で決まる 大切なことは大切、どうでもいいことはどうでもいい 森を見て木の皮まで見る 自分を「見つめない」のもいい 今日、いまを一生懸命に クオリティ・オブ・デス(QOD)を高める 「天寿をまっとうする」とはどういうことか 「がんと共存する」とは 最後まで外に関心をもつ 命は自分のものではない 楕円の発想で生きる 相手の“必要"に全力で共感した人はプレゼントに気づける 思いは語らないほうがいい 悲しみに甘えない 無理してでも「ありがとう」を伝える 小学生から「がん教育」をする時代に 5章 がん哲学外来とカフェの力 がん哲学外来は空っぽの器 メディカル・カフェ、めざせ七千カ所 がん哲学外来メディカル・カフェに病人はいない 「マイナス×マイナス=プラス」の法則 ダブルメジャーで生きがいを見出す がん哲学外来には「ルール」がない 自分より困っている人に接する 「人生の目的は品性の完成にあり」 品性の完成に向けたたしかな足跡 6章自分の役割・使命に気づく 尊厳にふれて使命に気づく 一日一時間、一人で考える 暇になると役割、使命が与えられる 自分は何のために生まれて生きたのか? 肩書や「看板」にこだわらないほうがいい 譲れるだけ譲ると暇になる 人生に期待するより「人生から期待されている」ことに気づく 「一周遅れの先頭の責務」を果たす 人と比べるのが悩みのもと できないことを受け容れるとできることがはっきりする 「これしかない」を見つける 「however(にもかかわらず)」で生きる 大切な仕事がある 寝たきりの人にも役割がある 若い世代はビジョンを、年長者はドリームを…… 人を動かすには説得より「気にさせる」 年代別の「役割」を胸に刻んでおく ユーモアは「you more」 おわりに 著者について 医学博士。順天堂大学 医学部(病理・腫瘍学)/国際教養学部 教授(併任)。一般社団法人 がん哲学外来 理事長。東京女子大学理事。恵泉女学園理事。 1954年島根県生まれ。 癌研究会癌研究所、米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェイスがんセンターなどを経て現職。 がん患者や家族が、病院の外で医師と話せる場の必要性を痛感し、誰でも自由に来て自由に帰れる、何でも話せる場として「がん哲学外来」を創設(2008年)。対話や「言葉の処方箋」を通して患者や家族を支援する個人面談や講演を精力的に続けている。2018年4月現在、全国に「がん哲学外来」は140カ所まで増えている。 著書に『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい』(幻冬舎文庫)などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 樋野/興夫 医学博士。順天堂大学医学部(病理・腫瘍学)/国際教養学部教授(併任)。一般社団法人がん哲学外来理事長。東京女子大学理事。恵泉女学園理事。1954年島根県生まれ。癌研究会癌研究所、米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェイスがんセンターなどを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、大切な人ががんになったとき…生きる力を引き出す寄り添い方 (青春新書プレイブックス)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
大変読みやすく日野先生の講演でのお話がまとまっているように思いました。
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