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なくなりそうな世界のことば
本, 吉岡 乾
によって 吉岡 乾
4.7 5つ星のうち 23 人の読者
ファイルサイズ : 20.14 MB
内容紹介「小さな」言葉の窓からは、広い世界が見渡せる。世にも珍しい、少数言語の単語帳。世界で話されていることばは、およそ7000もある。しかしいま世界では、科学技術の発展とともに、数少ない人が限られた地域で用いている「小さな」ことばが次々に消えていってしまっている。本書は、世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語に文と絵を添えて紹介した、世にも珍しい少数言語の単語帳。耳慣れないことばの数々から、「小さな」言葉を話す人々の暮らしに思いを馳せてみてください。*まえがきより世界で話されていることばは、およそ7,000ほどもあります。皆さんはどれだけのことばを知っているでしょうか。「大きな」ことばも「小さな」ことばもありますが、優れたことばと劣ったことばがあるわけではありません。ことばとは、それぞれが、世界を見わたすための独特な窓のようなものです。どれ一つとして同じ窓はなく、どれもが世界のすべてを見わたせるという意味で、等しい価値を持っています。(中略)今回、そんな「小さな」ことばの専門家たちに、思い思いの視点で「そのことばらしい」単語を選んでもらい、一冊にまとめました。1ページ、また1ページとめくるたび、考えたこともないような遠いどこかで、聞いたこともないような名前のことばが話されていることに、どうか思いを馳せてみてください。そして、本書に収められたことばから、どんな人たちが、どんな生活の中で、どういう発想のもとでそのことばを話しているのか、想像してみても良いかもしれませんね。【収録言語を一部ご紹介】※( )内は使用地域・イヨマンテ……アイヌ語(日本)・オオル……アミ語(台湾)・ルルン……アヤクチョ・ケチュア語(ペルー)・オンデョカ……バスク語(スペイン、フランス)・アマ・ア・アム・アマー……ボントック語(フィリピン)・マラマラアク……ブルシャスキー語(パキスタン)・セルゲ……ブリヤート語(ロシアほか)・ボルトガイ……ダグール語(中国)内容(「BOOK」データベースより)「小さな」言葉の窓から見わたす、広い世界―。世界にたった一つの、少数言語の単語帳。世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語を紹介します。商品の説明をすべて表示する
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なくなりそうな世界のことばを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
絶滅に瀕している言語のうち、印象的・魅力的な単語が、可愛らしい絵とともに紹介してある。いくつか例をあげよう。「hiraeth」(ヒライス)もう帰れない場所に、帰りたいと思う気持ち。ウェールズ語、話者数56万人。「vevarasana」(ベバラサナ)どこにいても分かり合えること。ヘレロ語、話者数20万人。「kalanga」(カランガ)遠隔に呪いをかける。マテン語、話者数16万人。これなんかは、ネットスラングとして残らないかな?「srocan」(ショチャン)怒りっぽい人。ラダック語、話者数11万人。かなり屈辱的な意味を含むそうだ。「BIJIN」(ビジン)放っておけ。ウルチャ語、話者数100人。「MARAMIKHU」(マラミク)死後の世界。大アンダマン混成語、話者数0人。2010年に最後の話者が亡くなったため、地球上からなくなってしまった言語。言葉とともに生きていく身として、滅びゆく言語に想いを馳せる時間があっても良いのかもしれない。
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