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男を買ってみた。 -癒やしのメソッド-
本, 鈴木 セイ子
によって 鈴木 セイ子
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内容紹介 幅広い世代の女性たちの「性の悩み」に 献身的に尽くす“彼氏" たち。 彼らが与えてくれたのは、肉体だけでなく “誠実なこころ" だった。 レンタル彼氏、女性専用性感マッサージ、出張ホスト…… 未だ誰も読んだことのなかった、 女性のための風俗ノンフィクション。 「プロを使うようになったらもう人生終わる気がする…… 」 正直、私も以前まではそう思っていました。しかし今回、彼らのホスピタリティに触れ、これは女性たちが前向きに生きていくための一つのコンテンツになる、いや、すでになっているのではないかと感じるようになりました。(本文より) 《目次》序章 知っておいて損はないと思います イケメン揃いは噓か本当か/男を買うのはトキメク自分を買うということ/女にとっての必要経費/サービスの利用をオススメする本ではありません 第1章 いろんなお家の枕事情 私は「女性専門」の生活カウンセラー/配偶者は奴隷ではありません/肉体的快楽欲求と精神的快楽欲求/女性向け性的サービスの色々を知る/利用者の半数は20〜30代/バージンで悩む女性たち/甘えていい場所が欲しい30代/もう勃たないと宣告された妻/孤独から解放された主婦/40代、後半の人生をいかに謳歌していくか/世界共通ではないセックス/日本人の前戯はクレイジー!?/個人の満足度より社会を重視する日本人/前戯をしない男たち/前戯は心もカラダも解きほぐす …ほか 第2章 いざ! 1【女性専用性感マッサージ】 どのサイト(お店)を選んだらいいか/セラピスト一覧を見てみる/セラピスト選び/予約してみる/プラン妄想タイム/ホテル選び/指名したセラピストから連絡が来た!/予約日前夜/そして当日/イケメンセラピスト現る!/驚きの気遣い/ドキドキの時間/魅惑の性感タイム/アフターフォローもすごかった/注意したいこと 2【レンタル彼氏】 お願いしたいデートプランを考える/サイトの口コミをチェック/彼氏選びに苦戦/デート場所探し/予約完了後の彼氏からのメール/デート当日/180センチの西島秀俊似が登場/ずっと手を繫いだまま/観覧車の中で/気がつけばタイムオーバー/もう一つのリクエスト、まだでしょ/リアル『テラハ』体験/注意したいこと 3【ホストクラブ】 女性向けサービスの元祖/ややこしい料金システム/姫たち、お飲み物は?/タッチパネルでホストが選べる/永久指名という鉄のルール/くそ楽しかったシャンパンコール/シンデレラ気分を味わえる/ナンバーワンの見た目は7合目/意外に良心的だった請求金額/ビジネス接待の場としても/注意したいこと 4【出張ホスト】 デートも性感もOK?/注意したいこと …ほか 第3章 彼氏たちのホスピタリティ 人としての質が問われる仕事/重要なのは「心のケア」/大丈夫?という魔法のフレーズ/コミュニケーションは自分の写し鏡/ひとりの人間として接する …ほか 第4章 「らしさ」からの卒業 「女らしさ」「男らしさ」ってなんなんだろう?/男尊女卑社会の「洗脳」/「こうしなければならない」が苦しさを生む/イタリアでは「女は度胸、男は愛嬌」/オス化させられる世の中/言葉の魔力/彼氏たちから学んだこと …ほか 出版社からのコメント 本書は「女性専門の生活カウンセラー」として17年間、5000名以上と接してきた著者が、現代女性たちの性の悩みや、「男を買う」女性たちの背景や実態を調査分析するだけでなく、著者自らが女性専用性感マッサージ、レンタル彼氏といった女性向け性サービスに潜入し、「40女、男を買ってみた」実体験ルポになっています。 世の中の迷える女性たちへ〝ひと肌脱いで〟献身的に尽くしてくれる各コンテンツの〝彼氏〟たちの存在、そのサービス内容や金額的なこと、その他のリスク面など気になるところを、自らの体験を通して具体的に紹介していきます。 サービスの利用をオススメするような内容ではなく、体験を通して「女らしさ」「男らしさ」ってなんだろう……と考え直してみるための本です。 内容（「BOOK」データベースより） レンタル彼氏、女性専用性感マッサージ、出張ホスト…未だ誰も読んだことのなかった女性のための風俗ノンフィクション。 著者について ◎鈴木セイ子(すずき・せいこ) 明星大学人文学部心理・教育学科卒。在学中より依存症患者の会や不登校問題の会などへボランティアとして参加し、カウンセリング実践をスタート。その後、起業し主に女性のための生活カウンセラーとして17年従事している。また、女性の独立支援や、女性をテーマにした映像プロデューサーなど活動の幅を広げている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 鈴木/セイ子 明星大学人文学部心理・教育学科卒。在学中より依存症患者の会や不登校問題の会などへボランティアとして参加し、カウンセリング実践をスタート。その後、起業し主に女性のための生活カウンセラーとして17年従事している。女性の独立支援や、女性をテーマにした映像プロデューサーなど活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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この本は、駒草出版から9月19日に出版されており、献本いただいたのでありがたく読んだ。正直５０過ぎのオッサンが書店で購入するのも、電車内でカバー無しで読むのも躊躇する類の書籍であるので、このような形で紹介されるのは実にありがたい。まずは、自分と同様の稀少派の男子読者、およびこのタイトルに興味深々な多数の女子読者たちのために、この本の中身がどんなものかご紹介しよう。序章 「知っておいて損はないと思います」作者自身の紹介、女性専門の生活カウンセラー、女性向け男性サービスについて書こうとおもったわけ第1章「 いろんなお家の枕事情」現代の家庭の夫婦の実情、女性向け性的サービスの色々、利用者の事情と実情、20〜30台利用者の場合、妻/主婦/40代の場合、世界共通ではない日本的なカップル事情第2章「 いざ!」（→この２章でいよいよ「40女、男を買ってみた」実体験ルポになる）【女性専用性感マッサージ】→以下筆者は他の３種のサービス体験もするがこの章が一番面白かった。サイト(お店)を選んだらいいか/セラピスト選び/予約してみる/プラン妄想タイム/ホテル選び/連絡が来た!/予約日前夜/イケメンセラピスト現る!/驚きの気遣い/ドキドキの時間/魅惑の性感タイム/アフターフォロー/注意したいこと【レンタル彼氏】デートプランを考える/サイトの口コミチェック/デート場所探し/予約完了後の彼氏からのメール/デート当日//観覧車の中で/気がつけばタイムオーバー/もう一つのリクエストまだでしょ/『テラハ』体験/【ホストクラブ】ややこしい料金システム/お飲み物/タッチパネルでホストが選び/くそ楽しかったシャンパンコール/シンデレラ気分/ナンバーワンは7合目/意外に良心的だった請求金額/ビジネス接待/注意したいこと【出張ホスト】デートも性感もOK?/注意したいこと …ほか第3章 彼氏たちのホスピタリティ前章で筆者が体験し、驚愕した彼氏たちのホスピタリテイについて、彼氏たちの生活のバックボーンについて考察する。このサービス業界の男たちについての面を書いています第4章 「らしさ」からの卒業女らしさ・男らしさってなんなんだろう?男尊女卑社会の「洗脳」「こうしなければならない」苦しさ彼氏たちから学んだこと …最終章では社会とは？男女関係とは？という大きなハナシに言及します。いかがでしょうか？思ったほどエロくもないし、ドラマっぽくもない。第2章の体験ルポは文だけではもったいくらい面白い。東村アキコ女史のマンガ化か、ここだけカラー頁でルポ写真満載の紙面にしてしまったら、かなりのインパクトと求心力を産んでとんでもないことになったかもしれない。だが、これがきっと筆者の狙いでもあり、売ること以外にこの本の存在意義を見出した制作者のスタンスなのだ。「プロを使うようになったらもう人生終わる気がする…… 」以前はそういうものだ思っていた。しかし、彼らに触れ、これは女性たちが前向きに生きていくための一つのコンテンツになる、いや、すでになっているのではないかと感じるようになりました。ただしサービスの利用をオススメする本ではありません(本文より)終始筆者のライトでフレンドリーなテイストでつづられていて、風俗モノにまつわるドロっとした湿度高い粘着質な空気は感じない。逆に真面目に女性カウンセラーに面接受けているような気になってしまった。出版から半月、10月に入って検索してみるとＡｍａｚｏｎで5件の女性のレビューがあり、いずれも高評価で平均4.7だ。（だから男性でこの本をレビューするのは自分が一番手というわけだ・・（苦笑）他の媒体にも採り上げられており、その評調も好意的である。作者や読者が心配しているようなディスりや悪口はないと安心していいのではないだろうか。但し編集者や出版社から見ると、むしろ反発や批判もがんがん奔出し、炎上気味に話題に上がるぐらいが、営業的には望むトコロ、なのかもしれないので複雑な気持ちなのだと推察する。
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