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分子間力と表面力
本, J.N. イスラエルアチヴィリ
によって J.N. イスラエルアチヴィリ
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内容紹介 Intermolecular and Surface Forces, Third Edition の翻訳.原著第2版が発行されて以来20年ぶりの大改訂. 初版および第2版は,伝統的なコロイド界面科学の枠を超え物理化学の名著として誉れ高い.Google Scholarによれば,第2版の引用回数は1万1千回を超えている.このような高い引用回数をもつ科学書は他に類をみない.また第2版がA5判450 頁であったのに対して第3版はB5判の600頁に増加した. この20年間に伝統的な物理化学の一分野であるコロイド界面化学はナノサイエンス・ナノテクノロジーとして大きな変貌を遂げたが,この間の進歩を取り入れ,17.3節には表題にナノ粒子というキーワードが現れる.さらに,新分野として脚光を浴びているソフトマターに関しても,20章で柔らかい構造と生体構造として多くの頁が割かれている.第2版が全18章からなるのに対して,第3版は全22章からなり,第2版から4章が加わった. 新しく加えられた章は以下の通り: 第9章 非平衡相互作用と時間依存相互作用 第12章 力の測定技術 第18章 摩擦力と潤滑力 第22章 動的な生体相互作用 さらに既存の章についてもそれぞれ内容が一新され,新しく34節が加えられた.本文には脚注も多く加えられ,初学者にも理解しやすいようになった. 出版社からのコメント Intermolecular and Surface Forces, Third Edition の翻訳. 第2版から約20年,物理化学の一分野であるコロイド界面化学はナノサイエンス・ナノテクノロジーとして変貌を遂げた。ナノ粒子やソフトマター等,ライフサイエンスへの橋渡しにもなる事項が多く付け加えられた。大改訂・増頁 内容(「BOOK」データベースより) 原著第2版からこの20年間に伝統的な物理化学の一分野であるコロイド界面化学はナノサイエンス・ナノテクノロジーとして大きな変貌を遂げたが、この間の進歩を取り入れ、17.3節には表題にナノ粒子というキーワードが現れる。新分野として脚光を浴びているソフトマターに関しても、20章で柔らかい構造と生体構造として多くの頁が割かれている。全22章から成り、第2版から4章が加わった。さらに既存の章についてもそれぞれ内容が一新され、新しく34節が加えられている。 著者について JACOB NISSIM ISRAELACHVILI イギリス Cambridge 大学 Cavendish 研究所の表面物理研究室で研究後,同大学より物理学(実験)の学士および修士号を,1972年に博士号を取得.欧州分子生物学機構(EMBO)の研究員として Stockholm 大学で 2年間過ごした後,オーストラリアに移り,そこで,1974~86 年,表面間力測定の実験的研究グループを率いる.1986年にアメリカに渡り,California 大学 Santa Barbara 校 (UCSB)の化学工学科,物質科学科,および生体分子科学・工学プログラムの教授として現在に至る.1993年から 2003年まで UCSB 物質研究所の副所長. 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) イスラエルアチヴィリ,J.N. イギリスCambridge大学Cavendish研究所の表面物理研究室で研究後、同大学より物理学(実験)の学士および修士号を、1972年に博士号を取得。欧州分子生物学機構(EMBO)の研究員としてStockholm大学で2年間過ごした後、オーストラリアに移り、そこで、1974~86年、表面間力測定の実験的研究グループを率いる。1986年にアメリカに渡り、California大学Santa Barbara校(UCSB)の化学工学科、物質科学科、および生体分子科学・工学プログラムの教授として現在に至る。1993年から2003年までUCSB物質研究所の副所長 大島/広行 1944年静岡県に生まれる。1968年東京大学理学部物理学科卒。1974年同大学院博士課程修了。現・東京理科大学薬学部教授。専攻はコロイド・界面科学の理論。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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使ってる知識は学部の力学、熱力学、電磁気学、統計力学だけです。量子力学が必要な箇所は直観的な議論で片付けています。導出はどこも概ね丁寧です。序盤のファンデルワールス力、水素結合などの説明から中盤の電気二重層斥力、濡れ、摩擦(個人的にはこの章が一番感動しました)、終盤の生体膜にかけて、一見なんでこんなこと書いてあるのかよくわからなかったものがあとの章で効いてきて読むのが楽しくなる本でした。問題はこれから解こうと思ってます。訳本のせいか問題設定がわかりにくい箇所が結構あります。誤植は少ないほうかと。
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