ドイツトラベル会話

トラベルは特に意識せず、自然に意見を伝えたり尋ねたりできるようになりたくて、この本を手にしました。目的に適い、非常に満足しています。この本を選んだ理由を書きます。・会話例が「対話」になっている本によっては質問文ばかりを連続して羅列したものがありますが、この本は対話になっています。例えば、買い物のシーンでは、客と店員の台詞が両方あります。これは思っていた以上にありがたい点です。応用表現も充実しています。・会話例がとても多いCDのトラック数でいうと96もあります。・「ディベートのための自己表現」の章があるこの様な章があるトラベル会話本は他にないと思います。トラベル…というと、買い物やパスポートをなくした云々の会話を連想しがちですが、この本はそれに止まりません。一般会話参考書と言えます。・カタカナ発音がないカタカナを読むくせがつかずにすみます。正しい発音はCDで聞けますし。・ドイツの現地情報がおもしろい会話は現地の情報と切り離せないところがあります。注意点としては、・CDの会話スピードが一般の入門書などより少し速い・文法の説明が完全ではないなので、初等文法を終えてから手に取ることをおすすめします。