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しびれる短歌 (ちくまプリマー新書)

, 東 直子

によって 東 直子
4.1 5つ星のうち 11 人の読者
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内容紹介 恋、食べ物、家族、動物、時間、お金、固有名詞の歌、トリッキーな歌など、様々な短歌を元に歌人の二人が短歌とは何かについて語る。短歌の本質がわかる! 内容(「BOOK」データベースより) 恋、食べ物、家族、動物、時間、お金、固有名詞の歌、そして、トリッキーな歌…。さまざまな短歌について、その向こうの景色や思いを語る。歌人の二人による楽しい短歌入門。 商品の説明をすべて表示する
しびれる短歌 (ちくまプリマー新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
私は短歌については、岩波新書「短歌パラダイス」と、本の雑誌社から出たアマチュア短歌同人「猫又」関連本で興味を持った程度のニワカなので、これらの中心だった穂村・東両氏がYA向けのちくまプリマーで短歌を語る本書は、まさに自分向きだろうと思いました。一読した感想としても変わりません。逆に言えば、自分でも短歌を詠まれたりする詳しい方からすると、著者二人の主観が強く、網羅的でない、しかも書誌的な情報がほぼ皆無のこの本は、かなり歯がゆいものなのではないかな、と推測します。何しろ穂村・東両氏がざっくりと分けた作品テーマにあった歌を、作者の背景や時代などの説明もなしに紹介して「この人の時代だと...」などと語っていたりするのですから。その説明の少なさを、むしろ純粋に短歌そのものを楽しむことができる、と考えられるのであれば、面白い本です。気に入った歌人については自分で調べてさらに読めばいいわけですし。ただ、穂村弘も東直子も読んだことがない、という人には、彼らの主観の拠り所が見えないので、やはり面白さが伝わりにくかろうと思います。その意味では、やはり穂村・東両氏にも短歌にもちょっとは興味がある「にわかファン」向けの指南書と言えましょう。

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